バイクに乗っているパパがヘルメット買換えないとと言っていました。
まだ、きれいに見えるし、ヒビとかも入っていないのになぜ買替えするのがもったいないなって思いました。
ヘルメットは外観に異常がなくても3年~5年以内と言われているんだよ。
万が一の事故では命を守ってくれる装備だから日本ヘルメット工業会の安全基準に則って買い替えするのは、お父さんが君を大切にしている証拠だよ。
でも、ヘルメットって安いものでもないし、5~6万はするから家計に響くかもしれないね。そんな時はもう少し早めに手放すのも手だよ。
先生の場合、ヘルメット買取専門のショップなら高く買取してもらえたよ。おかげでお財布に優しく先生も助かったことがあったよ。
ヘルメット買取のパーツワン
へ~そうなんですね。確かに捨てるよりは、必要な人に使ってもらえたほうがいいですもんね。
では、もし古いヘルメットは捨てられるとどうなるんですか?
これまで、古いヘルメットは埋め立て処分か焼却処分されていたんだけど、これらの方法は環境によくないよね。
ヘルメットのリサイクルについて
日本ヘルメット工業会では、平成13年にリサイクル部会を設け、強化プラスチック協会に協力して検討を進めました。
ヘルメットのリサイクルは、使用済みのヘルメットを引き取り・回収することで廃棄の抑制、再利用、化石燃料の代替資源としての利用を促進して、環境負荷の低減を目指すものになっています。
古いヘルメットもリサイクルされるために協会があるんですね。
どのようにリサイクルされるんですか?
ヘルメットのリサイクルは以下の通りだよ。
ヘルメットのリサイクルシステム
ヘルメットを生産・販売する日本ヘルメット工業会に登録した会社が、共同で使用するリサイクルセンターの倉庫へ、回収したヘルメットを集荷。
そして、集めたヘルメットを併設された分別作業場で解体して、リサイクル可能な部分と廃棄物に分けていくきます。
リサイクル可能な部分は中間処理業者へ、排気物は処理業者へ、引き渡して処理を依頼するという流れです。
ヘルメットには色々な部品があるからこそ、解体時にきちんと分別しているんですね。
そうだね。だけど、このヘルメットのリサイクルシステムをヘルメット以外もリサイクルできると勘違いする人も少なくないんだ。
ヘルメットのリサイクルの課題
ヘルメット以外の使用済み道具(手袋など)が混ざっていると、せっかくリサイクルセンターに送っても、着払いで送り返されてしまうそうです。
せっかくリサイクルのために送ったのに別途手数料を取られてしまったら、リサイクルしようという気が削がれてしまいます。
だからこそ、ヘルメット専用のリサイクルということを認識しないといけないですね。