3Rってどういう意味?

3Rとは

少年

SDG’sで聞く言葉で3R(スリーアール)ってあるけど、どういう意味?


先生

3Rとは Reduce(リデュース)、Reuse(リユース)、Recycle(リサイクル)の頭文字を取った3つの行動の総称で、ゴミを限りなく減らし、それによりゴミの焼却や埋立処理による負担をできるだけ少なくすることが狙いなんだよ。


少年

へ~。そうなんだ。それじゃあ、それぞれの意味を教えてよ。


先生

では、リデュースから説明するね。

リデュースとは

ゴミの削減を意味する言葉です。
製品寿命が長い製品を選んで、新品を購入する機会を減らせば、おのずと製品を作るときに使う資源や廃棄物の量をできるだけ減らすことにつながるのです。
だから、リデュースは3Rの中でも最優先したい事項とされています。
具体例としては、
・買い物ではマイバッグを持っていき、レジ袋をもらわない
・詰め替え容器に入った製品や簡易包装の製品を選ぶ
・利用頻度の少ないものはレンタルやシェアリングシステムを利用する
などがあります。

少年

僕は買い物でマイバッグを忘れずに使っているよ!


先生

そうそう、知らないうちに実践している3Rもあるんだよ。次にリユースを説明しよう。

リユースとは

再利用を意味していて、使用済製品やその部品を捨てずに繰り返し利用することです。
自分にとっては不用品でも、必要としている人に譲れば喜んでもらえるよ。皆が助け合うことで、資源の使用を抑えることができるのです。
具体例としては、
・フリーマーケットに参加し、着られなくなった服を必要になった人へ売る(譲る)
・リターナブル容器に入った製品を選び、使い終わったらリユース回収に出す
などがあります。

少年

僕が着ている洋服はお兄ちゃんのおさがりなんだ。これはリユースなんだね。僕が大きくなったてこの服が着られなくなったら、別の子に譲ってあげよう!


先生

これも3Rのひとつだね。最後はリサイクルだ。

リサイクルとは

ゴミとなったものを原材料やエネルギー源として再利用することです。
資源ごみの分別回収に協力したり、リサイクル製品を積極的に使ったりして、協力してほしいところ。
しかし、リサイクルをして新しい製品を作る際、温室効果ガスの排出が懸念されています。
だから、まずは生産・購入量を減らし、できる限り使い倒してからリサイクルに出すのが理想になります。

先生

3Rの意味がわかったかな?


少年

3Rについてわかったよ。説明してくれありがとう!マイバッグやおさがりみたいに、意識しなくても3Rを実践していたんだね。今から、意識して3Rを実践していくよ!